阪急メンズ館にて癒しショッピング

2018年04月20日

質から量

値段上げ過ぎ、黒っぽい製品が多くなり美しさが消え面白味が無くなったとか、アレコレ文句を言いながらも腕時計サイトのチェックは欠かしません。

今年のSIHH、BASELは例年と変わらず、良いと思うモデルは高額品がほとんどです。手が出せそうな価格帯には興味を引くモデルが少ないと、虚ろなまま海外サイトHODINKEEをブラウジングしていました。すると思わず二度見するほど興味を引くモデルを見つけました。最初はビンテージかと思いましたが文面を読むと今年の新作らしいです。

少し前まではこのエントリーライン付近へ関心を寄せることは稀でした。しかし会社立ち位置が変わるに従い懐具合は寒くなり、ライフスタイルの変化が求められ再びこの価格帯へ視線が下りつつありました。
当然ながら高額品で満たしていた物欲に変化が生じ始め、1本の価格で数本が購入可能な質から量へと気持ちが再びシフトして行ったのです。

この画像を喜び勇んで妻に見せると、「こんな古い時計の良さが判らない。」とバッサリ切り捨てられました。
新品デニムをビンテージ加工して販売するのと同じ、これも意図的に古く加工した今年の新作と説明するも、時計を古く加工する意味不明と理解を示さずでした。
寝食共にする妻であっても人それぞれ、魅力の感じ方が異なるのですね。

Longines Military Watch 38.5mm
ETA A31
Longines military2

longines大
クリーム色にエージングし汚れがポツポツと付着したかのような、しかし汚く感じない雰囲気のダイアルにはオートマチック表記を排除、クラシカルなブロック体のロゴのみのシンプルさです。
スペード形状の青針、レイルウェイトラック、ビンテージ風な荒れた表面のベルト、古典的な雰囲気満載となれば無視はできません。サイズ感も最適です。

ダイアルをエージングした新作はありましたが、経年変化によるポツポツした汚れを再現する手法は思いもよりませんでした。
限定品ではないこのモデルは、思わず手を出したくなる価格のCHF2,000。今年後半の発売まで待ち遠しいです。


Tissot Heritage Petie Seconde 42mm
ETA6498-1
tisott anti

tisott unitas

tisott small second
ロンジン同様クラッシックな筆記体のチソットロゴとアンチマグネチック表記がクールです。ムーブメントにはコート・ド・ジュネーブされたユニタスが使われています。
ロンジンと比較してインデックス印刷クオリティ、ダイアルへのコストは抑えてありブランドヒエラルキーが守られています。
アルキメデのデッキウォッチが同じユニタスで同価格帯ですが地板への装飾は有りません。そう考えるとこの雰囲気で価格は$995、痺れます。


Mido Commander Shade 37mm
ETA2836-2
mido金

mido銀

mido裏
グレーのグラデーションダイアルとバーハンド、そしてアプライドのクラシカルロゴにミラネーゼブレスレットと、私が時計に興味を持った1970年代の雰囲気がひしひしと伝わってきます。
自動巻きは、腕に装着していれば常にゼンマイが巻き上がりその為リューズは小さくても問題ない昔の考えが忠実に再現されています。
SSは$870、金メッキは$1,070の2種類が展開です。金メッキは、日本が高度経済成長まっただ中の活況を帯びた時代の雰囲気を感じさせてくれます。価格も手ごろと思います。
もうスウォッチグループエントリーラインのトリプルパンチに物欲が抑えらず、こんな高揚感は久々です。
高価格帯特有の尖った針先の緊張感、緻密なヘアライン処理とエッジが立ったケース、小宇宙を感じるムーブメント等私にはどうでもよい程の雰囲気を持ったこの3本です。

ジェネリックムーブのセリタやパクリムーブの中華真似タスでは無く、純正ETAムーブを搭載したこの3本全部を購入しても恐らく50万円前後で収まるであろう価格設定に対し、スウォッチグループの底力を見せつけられた気がします。リシュモンやLVMHには絶対に真似出来ない芸当です。
ゼニスエリートを80万で買うより、IWCのマーク18を60万円で買うより、ブライトリングのスーパーオーシャンを50万円で買うより、この3本を50万前後で購入した方が私には満足度が遥かに高いです。

私が小学生位の頃、TVのクイズ番組に商社が腕時計を景品として提供、ブランドと会社の知名度を高めていました。平和堂貿易はテクノス、酒田時計貿易はラドーだったのを覚えています。
シチズンやセイコーは知っていましたが、チソットやロンジン、オメガ等のスイス腕時計へ興味を持つ様になったのはそれがきっかけでした。その小学生時代へタイムスリップするかのようなロマンを感じるモデルです。

国内ではこのオシアナスです。カシオはG-SHOCKは気に掛けますが、オシアナスはどんなモデルが発表されようともいつもスルーでした。しかしこちらのオシアナスにはやられました。
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OCW-S4000S 237,600円     OCW-S4000C 216,000円    
150本限定              1,500本限定

深みが有るグラデーションが付いた紺碧のサファイアクリスタルべゼルを江戸切子職人が加工したモデルです。150本限定の方には白蝶貝のインダイアルがセットされています。
江戸切子が好きな私は、べゼルを見た途端気持ちを持って行かれました。

ワンランク上の機種はGPS時刻合わせ+電波+Bluetoothの3ウェイ方式ですが、このムーブメントはGPS機能は無い為に価格が抑えてあり、2016年限定品453,000円、2017年388,000円と比較しても安いです。
ブレスの作りやボディの色目と処理は前年、前々年の限定とは差が有ります。しかし私としてはこれで十分と感じ早速予約しました。

リシュモンやLVMHなら同様のべゼルにSSボディ、そして中身をETA2892A2もしくはセリタSW300を搭載させ3針なら60万〜80万コース、クロノグラフは120万位の設定でしょうか。
このオシアナスを見て以前夢舟さんと会話した時、あるスイス時計メーカーの蒔絵ダイアルの詳細を聞きひどく失望した記憶が蘇りました。それを思うと今回のフルメタルG-SHOCKやこのオシアナスはとても良心的と思えます。

パテックやランゲの高級ラインを無理して購入するより、時間を掛けてでもこれらをコンプリートすれば、まさしく今の私には分相応、もしかしたら時計趣味を終了できるかもと直感しました。

まずフルメタルG、オシアナス、そして妻の理解を得られないスウォッチGの3本を頑張ってみます。


yoyaya2 at 21:07│Comments(0) 時計 

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