第3回腕時計オフ会(2)第3回腕時計オフ会(4)

2012年05月26日

第3回腕時計オフ会(3)

食事を堪能した後はもう一つのお楽しみ、このオフ会の本来の目的、各自の腕時計お披露目となりました。毎年参加して思う事なのですが、皆さん必ず新しい時計が増えています。(笑)このメンバーには不況の2文字は存在しないのかも知れません。

まずはメンバー共通の好みの時計、ランゲ&ゾーネがたくさん。皆さん美しいムーブメントは大好きなのです。しかしランゲはケースバリエーションがシリンダーケース、針がソード形状のみなので、複数所有すると面白みは徐々に欠け出してしまいます。
ランゲ
私は最近リリースされたランゲにはあまり興味が無く、今もって欲しいモデルはランゲ1とリヒャルト・ランゲですで、どちらもずいぶん以前に発売したモデルです。
ランゲをここまで盛り立てたファビアン・クローネが数年前に去り、現在はジャガー・ルクルトCEOであるジェローム・ランベールが実質イニシアティブを握るランゲ&ゾーネ。さらに数か月前、長らく日本CEOであったペーター・ケッセルマンが去りました。企業は常に変化を必要としますが、守るべきものは引き継いでいって欲しいと願うのです。そのランゲに今後我々の期待に答えてくれるモデルは出てくるのでしょうか。

次にオフィチーネ・パネライが多く並びました。ドイツらしいいかにも計算されつくした作りのランゲとは好対照のパネライ。
パネライ
パネライも基本ケースバリエーションは2つとランゲ同様少ない方です。独特のリューズガードが付いたルミノールとクッションケースのラジオミール、針も基本ペンシル針です。しかし豊富な過去の意匠をうまく現代に生かし、ケースや針をバリエーション豊富な様に上手く見せています。

パネライマニアは「パネリスティ」と表現される様に、一旦ハマってしまうと中毒の様に次々と求めたくなる様です。それはCEOであるアンジェロ・ボナーティの常に枯渇感を与える販売手法と軸のぶれない戦略が、我々ユーザーに受け入れられ、陳腐化しないブランド力が安心感を与えてくれているのだと思います。

「ブランド育成で重要なのは一貫性である。一度こういう売り方をしたい、こういうブランドにしたいと決めたら浮気せず、その方向性を貫くことである。」

「ニッチブランドの価値は何かと言えば、いかに内容ある価値を備えているかである。」

「大事なのは永遠の価値を持つブランドであるという安心感をどれだけ与えられるかである。今年購入した時計が10年後も売られていて価値あるものだと認められることが大切だ。」

当たり前の事ばかりですが、浮き沈みが激しい業界にこれを実行しているブランドは数少なく、今のパネライは間違いなくその一つでしょう。

そして全員の目を引いたのがこれ、パテック・フィリップ5170Jです。
5170
オパーリンダイアルにパルスメーターを備えたクラシカルな意匠の逸品。高品質の証パテック・フィリップシールが与えられた自社ムーブメントCH29-535搭載の手巻きモデルです。

裏か除くムーブメントは美しく、クロノグラフを作動させる押しボタンの感覚は特筆ものです。まさしく「押す品質」と「クロノグラフ針が帰零する品質」に拘り、上質さと品位を追求した努力が垣間見れます。
5170裏
時計バブルの頃ならば数年は待たなければいけない程入手困難であったと思われるモデルですが、今は意外と店頭に並んでおりスムーズに入手も可能なようです。しかしいくら容易に入手出来るようになったとは言え、依然私には価格で入手困難なモデルです。

持参した時計は、新作はもちろん、針やダイアルの変更可能なオーダーモデル、ビンテージ、超マニアックなモデルとたくさん揃い、メンバーそれぞれが評論家になった気分で夜が更けるまで語り合いました。
6人の集まりなのにこの本数ですからね、私の妻の様に興味ない方からですと「変人」としか思われず、なかなか理解を得られないでしょう。
レア物

私は年齢と旅の疲れによる睡魔には勝てず、語り合っているメンバーを尻目に早々とダウンしてしまい、1日目の夜更けていきました。



yoyaya2 at 09:52│Comments(0) 時計 

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