2022年07月

2022年07月25日

検査の日々

紹介状に記載された疾患内容を確認し自身で執刀した創部を診察、少し腫れて盛り上がりが確認され、その結果手術切除を前提とした治療の提案を受けたのでした。まずは患部の位置、大きさ、そして骨膜、頭骨への浸潤、更に他部位への遠隔転移を確認するべく検査の段取りとなりました。

早速この診察後、血液、尿検査、肺レントゲンと肺機能、心臓エコー、口腔外科、造影剤を用いたCT撮影、更に翌日に形成外科診察、頭部MRI撮影と立て続けに行いました。翌週には結果、その翌日にPET/CT撮影と2週に分け4日間に渡る検査内容でした。

造影剤を用いたCTでは、造影剤が体に投与された瞬間に体内を巡っていくのが良く分かると同時に体が火照り始めました。何しろ初めての経験でしたが、看護師さんやスタッフの方々が事前にどれくらいの時間そのが続くかレクチャーしてくれたお陰で不安はありませんでした。MRIは過去に経験した事が有りリラックスした状態で検査出来ました。

検査結果を伺いに翌週診察へ訪れると、通常は平らな耳下腺リンパ節が腫れているらしくその部分のエコーと穿刺細胞吸引を行いました。万一に耳下腺リンパ節に腫瘍が発見された場合の説明を受けました。

翌日はPET/CT撮影でした。
癌細胞は正常細胞の数倍から数十倍のブドウ糖を取り込む性質のため、ブドウ糖に微弱な放射線を発する成分を組み込んだ薬剤が投与されます。また運動すると使った筋肉に薬剤が集まるので前日の運動および食事制限、検査前の絶食が指示されました。飲料は糖分を含んだものは禁止ですが、お茶、水は大丈夫です。
癌細胞が糖分を吸収するので正常細胞へ行き渡らず、癌に罹患すると痩せてしまう方を多く見かけるのはこの為なのだと理解したのでした。

所要時間は3時間程度でした。事前説明を受けた後薬剤投与されますが、全体にまんべんなく行き渡らすために1時間くらい約1リットルの水分摂取しながら安静室にて過ごします。
検査前に排尿を行い撮影室へ入り約30分程で終了、その後回復室にて30分ほど過ごし全ての工程が完了です。

2週に渡る検査を終え来週には全ての結果が出揃います。耳への癌疾患は判明しています。しかし他部位への転移を含めた判定を待つ間は、最悪を想定したかつて経験した事のない気持ちで過ごす時間でした。

yoyaya2 at 11:14|PermalinkComments(0) 日常 

2022年07月19日

総合病院から総合病院へ

帰宅して妻には、疾患名、予後、更に他病院を紹介された旨の話をしました。判定に時間を要していたので不安を覚えてはいたものの、やはりこの結果と会話内容に妻は落胆の様子でした。ただ紹介先の病院には、先月まで担当したドクターが移籍、再度担当してもらえるからと、まるで自分の気持ちを落ち着かせるかの様に伝えました。

隣の市ですが病院名は良く耳にします。しかし見た事も行った事も無く、当然ながら道順、駐車場利用方法、規模、システムなど不安だらけの上、紹介状を携えての診察予約は5日後です。恐らく手術も入院治療も行うでしょう。そこで早々に妻と下見する事にしました。

道順は判りやすく、買い物などで利用する主要道路から目立ち、改めてここだったのかと再認識した次第です。駐車場は広く、利用方法は警備担当の方に聞きました。感染防止のため院内に入りませんでしたが、ドクターヘリを備えた大規模病院でした。

病院を見るまで不安を抱きながら運転した往路、確認後少し安堵した気持ちになった復路でした。
やはり下見に行って正解でしたね。

いよいよ診察当日を迎えました。
下見したお陰で道順、駐車はスムーズに行えました。焦らずイライラせず気持ち穏やかなまま病院入口までたどり着けました。これから診察なのですから、出来るだけ落ち着いた状態で臨みたいものです。

紹介患者窓口へ紹介状を提出し、外来窓口まで案内してもらい診察部屋の前で待ちました。やがて番号が呼ばれ部屋へ入ると、そこには見覚えのある顔のドクターが開口一番、「お久しぶりです。」と声を掛けて下さいました。
私は前病院にて診察してもらってから15日程経過したくらいです。毎月1回の診察をされる患者さんの方がよっぽど久しいのですが、そこは病院を移籍した事もあるのでしょうか。

私は、この一声で重かった気持ちは軽くなり、再びこのドクターに診察してもらう事になり良かったと改めて感じ、全てをお任せしようとの気持ちになったのです。


yoyaya2 at 15:02|PermalinkComments(0) 日常 

2022年07月16日

長男との会話

長男は赴任5年目になり、未就学で渡米した孫たちは9月から6年生と4年生です。その間私も妻も仕事を退き、更に二人とも大病を患いました。何とも起伏のあった5年でした。

5年間のアメリカ生活の話は奥のある興味深い内容でした。宗教的、政治的内容も多く、まったりが身上の私のブログには書きませんが、長男が直感的に感じた話は差しさわり内範囲で書きます。

圧倒的に物価が安い。
車でお迎えに行き、お昼ご飯を食べるために中華料理店に入りました。オーダーしたのは担々麺、半チャーハン、スープ、餃子3個、お漬物がセットのランチコース990円。ドルと円の為替レート135円なら7.33ドルでチップ不要。
ダイソー、セリアなどの100円ショップ、アメリカよりも平均1,000円は安いユニクロ、お値打ちでクオリティの高い無印良品など、高品質、低価格品の充実ぶりに改めて驚き、給料がなかなか上がらない経済構造の一端を垣間見たと話していました。

物価上昇のニュース。
マクロ的な扱いでガソリン、電気など物価上昇はニュースになるが、サラダ油や小麦粉を使用した製品の数円の値上げを大々的に報じ、中には対策としてご主人の小遣いや晩酌量を減らすなど主婦の苦境をニュースで扱う視聴率を稼ごうとするメディアの質の低さに虚しさを感じたそうです。
私も奥様の気持ちは非常に理解できるのですが、やはり給料が上がらない構造が原因なのは明確です。

未だに日本メディアは新型コロナウイルスと表現している。
世界的な呼び名はCOVID-19です。名の如く2019年に感染が見つかり伝播して3年以上経過しています。この調子なら日本メディアは5年経過しても新型コロナウイルスと言い続けている気がします。

ほとんどがまだマスク着用。
今後急拡大すれば話は別ですが、現在の状況はアメリカではマスク着用の必要は無くなりました。その為往路のアメリカ国内線ではマスク着用の義務はなかったが、日本航空では食事以外のマスク着用は指示されたそうです。

私も建物内、電車やバス、飛行機など換気しているとは言え感染リスクを避けるためマスク着用に理解は示していますが、政府が屋外で他の方との距離を2m以上確保出来る場合や、距離が近くても会話をほとんど行わないならマスク着用は必要ないと感じます。
ただ最近感染が増加傾向なのでまだマスクを外すのは不安を覚えます。ケースバイケースで判断すれば良いですが、原理原則を述べる方には通じないかも知れません。

マスクの色が圧倒的に白色。
アメリカで白色マスクは基本的に敬遠されるため、感染が大流行した時でさえカラーマスクが多かったそうです。
アメリカを訪れるなら不織布のカラーマスクですね。

COVID-19への処置。
日本は未だに毎日感染者数をメディアで発表して大事の様に扱っていますが、現地では感染した場合は解熱剤をドラッグストアで購入し数日間安静にする様ドクターから指示が有る程度です。
熱が下がり4〜5日経過しドラッグストアでPCR検査を受け、例え陽性であっても症状が回復傾向でドクターの判断で職場復帰可能と診断書が発行されれば出勤出来るそうです。
疾病予防管理センターCDCが、アルファやベータ、デルタ株と比較し感染力は高いが弱毒化した為明らかに重症化率は低くなっていると発表しています。咳が出る、発熱などで収まる症状は風邪の位置づけの様です。
人員確保と経済の活発化ですね。


以上は長男と私が感じた事であり、このブログを通じて世間を批判している訳では無い事をご理解ください。
長文になりましたが、私はアメリカはアメリカ、日本は日本のルールに従うに違和感は感じません。平和でかつ平穏無事にまったり過ごせる日常が訪れる事を願って止みません。


yoyaya2 at 18:00|PermalinkComments(0) 日常 

2022年07月10日

少しの間の息抜き

アメリカ在住の長男家族が一時帰国し、数日間だけでしたが孫たちと一緒に賑やかな時間を過ごせました。静かに日常を送っている私達にとって喧騒は苦手ですが、孫たちのけんかや笑い声など長男家族の喧騒はそう感じず、むしろ微笑ましく映りました。
アメリカ土産

術後に容姿が変化したお陰で外出する機会がめっきり減ったのですが、今回は孫たちと水族館や遊園地へ出かけ、やはり外の空気は良いと改めて認識しました。
体力的に疲労困憊しましたが、精神的に充実した数日間を過ごせ、疾患後気分が若干沈んでいた私に良い癒し、息抜きとなったのは明らかです。

私の疾患を非常に心配していた長男は、大丈夫そうな私の顔色や声のトーンを直接見聞きし安堵した様子でアメリカへ戻って行きました。
アメリカ生活などを聞くうちに再度アメリカに行きたい気持ちが起こり、幸い入国時のハードルが下がった様なのでその実現に向け気持ちに張りを持たせて過ごす所存です。

yoyaya2 at 12:38|PermalinkComments(0) 日常