2022年06月

2022年06月30日

踏ん切りが付いた時計趣味

趣味の腕時計は、年々上昇し続ける価格に対し購入を躊躇する日々が続きました。それでもいつかは気になるモデルを入手したいと思っているうち仕事を退き、得るものが無ってからそんな気はほとんど起きず、時計趣味の復活は難しいと感じていました。

更にApple Watchを入手してから便利さ故それがメイン機となり、腕時計はケース内にしまい込んだ状態です。ソーラー駆動は時々日光浴させますが、バッテリー式や機械式に触る事はほとんど無くなりました。

液漏れを防ぐためバッテリー交換、機械式のOHはしなければと考えていますが、仮に費用を支払い実行したとしても、今の気持ちならば再びケースの中に入れたままになるのは明確です。
残したままでは家族に負担を掛けると思い、いつかは整理しなければと感じつつも踏ん切りを付けないでいました。そんな気持ちでいた時この疾患が発覚し、今がその整理のタイミングではないかと思いようやく自分の中で決心が付きました。

安価なモデルはそのまま、メンテナンス費が掛かる輸入時計は子供は要らないと話してましたので、使い勝手が楽なクオーツは子供に譲り、自分用に数本残して売却、減らす方向です。

私の人生を彩ってくれた腕時計は、思い出を残しながら終える時期になりました。どれを手放し、どれを残すのか、最後まで悩む時間を与えてくれる腕時計に感謝です。

最初の腕時計はセイコーですから、このグランドセイコーは残したいですね。
岩手山GS


yoyaya2 at 21:38|PermalinkComments(0) 時計 

2022年06月23日

不安の中に光明を見る

新しく担当してもらったドクターはキャリア豊富な耳鼻咽喉科部長でした。
結果報告を受けている最中、このドクターに手術をしてもらえば大丈夫かと安堵していたところ、ここには形成外科が無いために別病院を紹介すると言われ非常に不安な気持ちに陥ったのでした。

まさか病床数500床の大規模総合病院から他院の紹介を受けるとは思いもよらなかったのですが、耳鼻科は主に局所の腫瘍を取り除きその創部の再建、縫合は形成外科の受け持ちが一般的で、大規模であっても形成外科の無い当院で処置が出来ず、その診療科がある大学病院か他院になると説明を受けました。

ドクターに、ここを紹介した開業医は大学病院を提案してくれたのですが、私は、既に診察券を所有している為ここを希望しました。最初から大学病院へ行けばよかったですかねと打ち明けました。
すると現状麻酔科医師が不足の大学病院は、もしかしたら手術の順番が遅くなる可能性があり、早く手術、治療行うのなら隣接する市の総合病院が良いと提案してくれました。
更にドクターは、先月まで私を担当してくれたドクターが移動し診察をしており、私の病状把握がスムーズな上に、手術は耳鼻科チームと形成外科チーム合同で行う筈なので安心して良いと言われ、その場で隣接する市のそのドクターに連絡を入れ、予約を取り付けて紹介状を書いていただきました。

信頼出来るドクターに再び診てもらえる偶然に、疾患に対しての不安な中に少し光明を見出した気がしました。

しかし生命にかかわる疾患な上、他部位への遠隔転移などは無いか不安さは依然拭えません。
その上隣接する市の病院への行き方はもちろん、規模、診療科目、システムなど全て初めてです。それよりも地元総合病院で手術、治療できない方のショックが大きく、虚ろな状態で説明を聞いていた私のそんな気持ちを察してか、規模が大きく優秀なドクターが多い大きな病院な上、ここで診察したドクターが受け持つので全て任せて良いですと不安を払しょくする言葉を掛けて下さいましたが、前途多難な気持ちは癒える事はありませんでした。



yoyaya2 at 21:00|PermalinkComments(0) 日常 

2022年06月19日

疾患発見までの経緯(3)

1週間後再診に訪れると判定はまだ出ておらず、院内で判断できず外部検査機関へ出していると説明を受けました、一週間後の予約したものの途中病院から判定未着の為診察延期の打診が有り、病院側指定の日時に訪れたのでした、

結局手術から3週間以上になりましたが、この時点でも判定は出てませんでした。ただ口頭による中間報告として、断定出来ないながら悪性の疾患と言われました。
今までの判定実績から良性なら1週間で判明するのが、それを過ぎた時点で、ドクターとしては良性でないと感じ取ったと思います。

更に残念だったのは、とても真摯に診察、丁寧に説明して下さったドクターが月初から他地域の総合病院へ移ると告げられた事でした。だから未判定であっても診察を再延期せずに呼んだのだと理解しました。

診察科の往復はあったものの、その日に患部を切除、組織を検査へ回した迅速な対応は私には心強い限りでした。
結果判定に時間は要しましたが、素早い処置が深刻さを軽減させるのも事実です。代わりのドクターへ申し送りするとしても、私はこのドクターへの大きな信頼が生まれていたので胸中は少し複雑でした。

翌月初、結果が到着したと連絡があり、担当が代わったドクターから病理組織診断報告書(仮報告)を受け取りました。

以下に所見を記します。

耳介腫瘍生検
真皮内に不整な腺管構造を認めます。腫瘍細胞は好酸性胞体を示し、核小体の顕在化した大型核を示します。腺上皮内には好中球浸潤が認められます。腺管周囲間質にはdesmoplastic change(間質増生)が認められます。
免疫染色の検討では、CCDFP-15陽性です。アポクリン分化を示す腫瘍で、局在から耳垢腺癌を考えます。
検体最深部では、腫瘍細胞が浮遊しており、腫瘍は取りきれておらず追加切除の検討を要します。

つまり悪性、耳垢腺癌で約1/100万人レベルの非常に稀な腫瘍で症例が少なく予後は不明とも言われました。

報告書は医学用語が多いですが、検索すれば内容は理解できました。しかし耳垢腺癌は検索トップに犬猫が来て人は見当たりにくく、耳垢腺癌&人で検索しようやく詳細が判るレア度でした。
覚悟はしていたものの、実際その宣告を受けるとやはり落ち込みます。母親の例もあり早期発見で完治出来るとは言っても、やはり父親の様に「がん=死」のイメージは拭いきれないです。

様々な事が脳裏をよぎり、病院の駐車場で整理を付けようとしましたが、例えようのない不安に陥り考えれば考える程混乱を招いてしまいました。

自宅へ向かったのですが、どの様なルートで帰ったのか全く記憶にありません。


yoyaya2 at 16:47|PermalinkComments(0) 日常 

2022年06月18日

疾患発見までの経緯(2)

数日後開業医からの紹介状を携え、多くの患者さんで混雑する総合病院の耳鼻科を訪れました。診察してくれたのは、週2日の診察枠を受け持つ大学病院から派遣された、まだ若手の部類に入る感じのドクターで、研修医を携えての診察でした。

案の定患部を診て皮膚科と迷い、そちらの方が治療の引き出しが多いからと皮膚科の診察へ回りました。
皮膚科での診察結果は、拡張性毛細血管拡張性肉芽腫でした。
ここの科での手術は可能ながら患部は耳介であり、後の治療を考慮すると耳鼻科が良いと言われ再び耳鼻科へ戻りました。

耳鼻科、皮膚科、再び耳鼻科へと行ったり来たり、しかもその都度待ちました。普通この時点で苛立つと思います。
耳鼻科は大学から派遣の比較的若いドクター、皮膚科は女医さんでしたが、病院勤務の中堅キャリアのドクター、パワーバランスが見え隠れしましたが、私は、診療科目の判断しづらい疾患なのだと理解した上で、これから治療してもらう身、ドクターへ苛立ちをぶつけても相手を不快にさせるだけで無く、今後の治療に何の得もならないし、これでまた1つキャリアアップしてもらえると思い再度耳鼻科のドアを開けました。

診察室へ入ると既に内線で皮膚科との詰めが終わったのか、とりあえず今から肉芽腫の切除しましょうと言われたのでした。
以前開業の皮膚科で簡単な手術を施してもらった時でも事前に日時予約を行いました。それが脳裏にあったため少々面喰いましたが、術前を含め詳しく説明してもらったお陰で安心して手術を受ける事が出来ました。

診察椅子へ座ったまま局部麻酔を数か所打ち患部を切除。縫合はせず電気凝固による止血を行い30分ほどで終了、切除した患部を病理検査へ送り、結果次第では追加手術を行う旨を告げられ1週間後の診察予約を入れ病院を後にしました。


yoyaya2 at 10:57|PermalinkComments(0) 日常 

2022年06月13日

疾患発見までの経緯(1)

今や日本人が一生のうちでがんと診断される率は半数以上とされる時代です。私の父母がそうだったように私もその系統な訳ですから、年1度の健康診断は欠かさず受診し、毎月掛かりつけ医にて診察と指導を受けていました。

その甲斐あって人間ドッグにて大腸ポリープが発見され、3年前、昨年と2度切除手術を受けました。しかし今回意外な部位からがんが見つかる事になりました。
場所は耳介です。

昨年受診した総合病院の健診センターで脳ドッグのオプションを追加していたら発見されたかも知れませんし、見立てる健診医によっては、脳部分ばかりに意識が行き耳介部分を見落としていたかも知れません。
現在がんの種別順位では前立腺、胃、大腸、肺、肝臓など首下ばかりです。よって脳は数年後に受診すれば良いと考え、私はそのオプションを選びませんでした。


今回発見されたのは偶然からです。

かなり以前から、イヤホンを使用する際に耳輪脚上部、耳甲介舟の奥に軟骨の様な突起物が気になっていました。
昨年夏ごろにその部分を触りすぎて爪で傷をつけ出血させました。出血が収まってはまた触って出血、腫らすの繰り返しで、やがて直径2ミリ程度の水膨れのような出来物が2個現れ目立つ様になりました。
私は気に掛けなかったのですが、妻から見た目が良くないから病院で診察してきたらと促され個人医院を受診したが今年2月末でした。

場所は耳介、しかし出来物。耳鼻科か皮膚科か迷いましたが、とりあえず耳鼻科へ行く事にしたのです。そこでは塗布薬と経口薬を処方され、経口薬が切れた頃に再診を指示されました。
薬剤を処方通りに使用し後日再診すると、改善されない患部を診て総合病院の紹介を受けました。その時私が診療科目を迷ったと同様、ドクターも耳鼻科か皮膚科で迷われていたのを覚えてます。
手術を視野に入れた処置が可能な大学病院の提案を受けましたが、私はそんな大事ではないだろうと予め診察券を所有している地元の総合病院を希望しました。

軽く考えていた私は、紹介日時に総合病院を訪れそこで思いもよらない治療を受けたのでした。

yoyaya2 at 14:20|PermalinkComments(0) 日常