2010年04月
2010年04月28日
時計のディテール(3)
今回はブレゲ・タイプXXを見てみます。
クラッシックであると共に、上品なクロノグラフの雰囲気を醸し出して
おり、非常に気に入っている1本です。デイト無しのアエロナバルと
デイト付きのトランスアトランティックがありますが、私はデイト機能が
必要でしたので後者を選びました。
長短針のペンシル針ですが、長さ、太さのバランスがとても良いです。
長針の先端もインデックスにきっちり掛かっております。
針と5分置きのインデックスはホワイト・ゴールドです。
些細な事ですが、ロゴの印刷にじみがありません。
高級時計の判断基準の1つでもあります。
サファイアクリスタルのドーム形風防と長針の先端を曲げ処理。
メーカーが、時計に対する解釈の現れる部分です。
私はこの角度が一番好きです。
ブレゲの特徴であるケースへのコインエッジ処理。スポーツタイプの
時計でもぬかりありません。クラシカル意匠のプッシャー頭への磨き
歪みも見られません。
黒光りし、艶っぽい非常に高級感あるダイアルと、盛り上がった夜光
のアラビア数字がしっかり作られている証です。インダイアルの印刷
もにじみが見られません。
ブレゲは安価な部類の時計でも手抜きはしていません。
視認性を確保する為にインダイアルへレコード模様を入れてあります。
インダイアルの時間が瞬時に読み取れるようにダイアルとの差別化を
してあります。
防水は100mとありますが、過信はできません。通常防水扱ですね。
582Qヌーベルレマニア製ムーブメントはフライバック機能付きです。
しかしこのムーブメントのフライバックは信頼性がいまいちで、使うと
故障の元となる可能性があるので、今だ一度も使用した事がありま
せん。もちろんクロノグラフは度々使用しています。
ユニークなのはトランスアトランティックには2種類のダイアルが存在
します。私のはアラビア数字にヒゲ(数字の末端に止め)ありタイプ。
もう一つは数字にヒゲ無しタイプ。またデイト無しのアエロナバルの数
字には全てヒゲがあります。
調べたところ、トランスアトランティックは2箇所でダイアルを製造して
いるそうです。アエロナバルと製造が同じ所でダイアルを作っていると
ヒゲあり、トランスアトランティック専門の所はヒゲ無しだそうです。
小さな部分の違いですが面白いですね。
2010年04月26日
2010年04月25日
2010年04月21日
時計のディテール(2)
これは1950年終盤か1960年最初期と思います。
リューズ、ダイアルはオリジナル、ベルトは社外品です。
クロスラインのダイアル、シーマスターのロゴ、ダイアルに沿って
曲げた針先等とても良い雰囲気です。クロノメーターで無いのが
惜しいです。
純正風防の証としてオメガマークが刻印されています。
盛り上がったドーム型のプラスティック風防は大のお気に入りです。
少しキズが入っても、コンパウンドで磨けば結構きれいになります。
立体ロゴ、アップライトインデックス、筋目のボンベダイアル、クロス
ラインと見所がたくさんあります。
リューズに付いている滑り止めが少ないです。自動巻きなので
リューズでゼンマイを巻く機会が少なく必要ないからだそうです。
妙に説得力があるような気分になりますね。
おなじみのシーホースが刻印されたメダリオン。
アンティークのオメガは、程度の良いものやお値打ちな価格のものが
結構豊富にあります。ただし古いがゆえに使い方を注意しなければ
ダメですが、古きよき時代を味わうには最適の1本だと思います。